読み聞かせ 絵本 方法
絵本の読み聞かせには様々な効果がある!
人の声というものは子供の精神状態を安らがせて落ち着かせるのに一番効果的とされています。
保育の現場では絵本の読み聞かせを行う事がありますが、これは大人と子供の親密な関係を基盤としています。
同じ喜びや感動を分かち合って共感し、安心出来る時間を作る事は保育を行う上で必要な事なのです。
そもそも絵本というのは子供からすると大人に読んでもらう物です。
読み聞かせを行うと、子供は自分のために読んでくれている幸福感を得る事が出来るのでオススメです。
また、実験によると絵本の読み聞かせをしている間は子供の脳が活発化するという報告もあります。
喜怒哀楽を生み出して、感情に基づき行動を決定させる大切な部分にうったえかける効果を持っているのです。
健康的に元気に成長していくには、脳への働きかけを積極的に行う事が重要です。
その方法として絵本の読み聞かせは抜群に効果的という訳です。
子供達は絵本を通じて物事を理解していきますし、楽しいと思う気持ちや自分の好きな物を見つける事が出来るようになります。
また、友達との接し方や優しさや悲しさなど、絵本から学ぶ事は計り知れないです。
読み聞かせの際に注意すべきポイント
保育士さんは子供に絵本の読み聞かせしてあげる際、注意すべきポイントがあるのでしっかりと覚えておきましょう。
良かれと思って感情移入を大切にし大げさに表現する事は逆効果になるので注意して下さい。
そうなると子供の絵本に対する興味が分散してしまい、創造力を途切れさせてしまう結果になります。
そのため、アドリブは入れるのも避けた方が良いです。
本に書かれてある文章というものは、その場面ごとの絵とマッチするように考えられて作られているものです。
そのため、子供から質問されてもいちいち言葉の説明をしたり言い換えはせずに良いリズムで読み聞かせをしてあげるのがコツです。