男性保育士と女性保育士との違いや与える影響について
一昔前は保母さんといわれていたように保育園で働く人は女性がほとんどでした。
今でも女性が中心であることには変わりありませんが、保育の仕事に就く男性も増えてきたことで保母さんではなく保育士と呼ばれるようになりました。
ここでは男性保育士と女性保育士との違いや与える影響についてご紹介します。
男性保育士と女性保育士との違いについて
保育士であれば男性でも女性でも性別に関係なく「子どもが好き」という思いを持って仕事に取り組んでいます。
とはいっても男性と女性では得意とすることは異なります。
男性は女性よりも体力があることから、男性保育士は外で元気に遊具で遊んだり追いかけっこをしたりといった体力を使う遊びが得意です。
特に年中さんや年長さんの男の子の場合は活発すぎて女性保育士ではついていけないこともありますが、男性保育士がいることでとても頼りになります。
また運動会やおゆうぎ会などのイベント準備の際も、重い荷物を運んだり大がかりなセットを用意することなどを任せることができます。
女性保育士はピアノや歌などを得意としており、男性が苦手な女の子にも優しく接することで安心感を与えることができます。
男性保育士が与える影響について
園に男性保育士がいることで、園児の父親が相談しやすいというメリットがあります。
女性ばかりよりも男性がいた方がお互いの得意とすることを率先してすることで男女の性質(例えば重いものは男性保育士が運ぶといったこと)を近くで見て感じることができますので、子どもにとっても良い影響を与えます。
男性保育士と女性保育士が日常的にお互いをフォローし合うことで、自然と子どもたちも男の子と女の子が互いに協力することが期待できます。
また働いている保育士側も男性がいた方が活気が出ますし刺激し合えるので、女性だけの職場よりも働きやすいとされています。
ピアノや歌が苦手でも保育士になることは可能ですし男性保育士の需要が高まっていますので、子どもが好きで保育の仕事に興味がある男性にはおすすめです。