指導計画案とは
指導計画は保育で重要!
保育を行うにあたって基本中の基本となるのが指導計画です。
指導計画案を練るのも保育士さんの仕事の一つですが、これがなかなか難しくて沢山の方が作るのに苦労した経験を持っています。
一言で指導計画と言っても長期計画や短期計画などといったように色んな形のものがある事を覚えておきましょう。
記入していく項目も非常に多いので作るのが大変で辛いと弱音を吐く方も多いです。
指導計画案を作るにあたっての注意点も様々あります。
まず一番は計画案の中に関連性と連続性を持たせるように心がける事が大切です。
月案と週案、そしてその日の保育の展開といった形で落とし込んでいくように心がけて決して断片的にならないように気を付ける事が肝心です。
指導計画案の狙いや内容をハッキリと分かりやすくする事によって、必要な環境やサポートを迅速に考える事が出来るようになるので重要です。
また、子供達の成長や発達の過程を見ながら参考にして、時期に合わせて子供に育ちつつあるものを見極める事も大事です。
子供達が生活の中で経験していく内容を、広い視野から考えて行動に移せるように指導計画案をしっかりと作成するようにしましょう。
指導計画案作成のコツ
指導計画案を作成するコツですが、慣れていても文章の書き方には頭を抱える方が多いです。
そもそも、それぞれの園により方針や理念や規定は異なるので一概にコレ!と言った正解がないです。
とにかく主体をハッキリとさせて全体的に統一感を持たせる事が重要になるので覚えておきましょう。
保育士側の目線に立って書くものと、子供側の目線に立って書くものが同じ項目の中でゴチャゴチャに混ざらないように注意して下さい。
園によっては各項目ごとに分けている所もありますが、仮に保育者の支援について書かなければいけない項目なら保育士目線になります。
そうした事から保育士目線で全体的に統一して作らなければいけない所もあります。
一般的にも同じ事が言えますが報告書や計画書というのは「ですます調」より「である調」で書く方が好まれる事が多いです。
同じ文章の中で両方を混ぜて書くと非常に読みにくい計画案になってしまうので、片方に絞って使うようにして下さい。