家庭的保育園 メリット
家庭的保育って何なの?
保育の中でも家庭的保育と呼ばれるものがあり、これは保育者の自宅で子供を預かって世話をしたり、特定の場所で保育を行う小規模の保育事業の事を指します。
2010年から児童福祉法に含まれた新しい保育事業として、保育所や保育園などと連携を取りながら地域の子供達をしっかりと育てていくのが目的です。
家庭的保育は主に待機児童の対策や人口減少の傾向にある地域で活用が期待されています。
子育てを行う一般家庭の様々なニーズに幅広く対応する事が出来る保育として注目を集めているのです。
これから先、家庭的保育はどんどんと広がっていく事が予想されているので保育の仕事の中でも安定になっていくでしょう。
安心で安全にしっかりと配慮された保育室の中で様々な年齢の子供達がまるで家族のような関係で生活を送りながら成長していくメリットがあります。
少人数性での事業なので子供達一人一人の発達の状況や興味や物事への関心、さらには体質や体調など全てにおいて細かく対応する事が出来るのが最大のメリットとなります。
一人一人の子供と生活を送る中で生活リズムも子供を優先していきます。
そのため、家庭的保育で働く保育士さんと子供との愛着関係は築かれやすいです。
家庭的保育のメリットとデメリット
家庭的保育のメリットは何と言っても少人数で保育を行う事によって通常の保育園では困難な細かい点にまでサービス可能な所です。
小規模ならではと言えるメリットが沢山あるので、働き甲斐も大きくあるでしょう。
逆にデメリットとして挙げられるの点としては保護者さんとの相性でしょうか。
子供を預けてみたけど、合わないと判断されれば辞めてしまうのでその辺りは厳しい世界です。
また、家庭的保育で働く保育士さんには有給が出るので平日に休みを取る事も可能です。
メリットもデメリットもあるのは、どんなジャンルの職業でも同じ事が言えますので、妥協できる範囲で自分に合った職場を選ぶ事が大切です。