保育園の園長の役割や仕事内容について
保育士として働いている人の中にはキャリアアップを望んでいる人も多く園長を目指している人も少なくありませんが、園長は具体的にどういった役割を担っているのでしょうか。
ここでは保育園の園長の役割や仕事内容についてご紹介します。
保育園の園長の役割について
園長は保育園の運営や経営などすべての業務に関わる総責任者で、保育士やスタッフの管理や指導をはじめ保護者への対応、行政や地域とのやりとりなど幅広い役割を担っています。
職員室や園長室でパソコンに向かう事務作業が中心となり外出することも多いですが、現場の様子を把握するためにも保育士として子どもたちと接することも重要な仕事です。
主任保育士を経てから園長にステップアップしていく場合が多く、ある程度の保育士としての経験が必要で実務経験の目安は10年以上とされています。
また保育士としてのスキルだけでなく保育園を経営していく能力も求められ、園児や保護者とこんな風に関わっていきたいという熱意が大切になります。
園長の仕事内容について
園長の仕事は園児の把握はもちろんですが予算や給与といった資金管理や環境・設備管理など、円滑に運営していくため保育園の内外に関わらずすべての業務を取り仕切っています。
具体的な仕事内容は下記のとおりで、幅広い業務を行います。
・園の経営や資金管理
・園の安全、衛生管理や設備の安全確認、給食の検食(検査)
・保育士のシフト管理や指導
・保育関係の書類作成やチェック
・クラスや園児の把握、見学や入園相談
・保護者への支援やクレーム対応
・行政への対応、他園や外部との交流
・保育士やスタッフの採用募集や面接
このように子どもたちはもちろん保護者や地域社会からも安心してもらえるよう保育園を全体的に監督しています。
園長は仕事量が多いため忙しく保育園の顔となるため責任も大きいですが、やりがいに溢れた仕事であるといえます。