ヨコミネ式の特徴や保育士の仕事について
保育園や幼稚園について調べていると様々な教育方法があり、ヨコミネ式もその一つです。
テレビ番組でも有名になったヨコミネ式とは具体的にどういったものなのでしょうか。
ここではヨコミネ式の特徴や保育士の仕事についてご紹介します。
ヨコミネ式の特徴について
ヨコミネ式教育法とはプロゴルファーの横峯さくらさんの伯父である横峯吉文氏が提唱した幼児教育法で、子どもの自主性を尊重し「心の力・学ぶ力・体の力」を育むことで子どもが持つ可能性を最大限に引き出すことを目的としています。
子どものやる気スイッチを入れるために、
・競争したがる
・真似したがる
・認められたがる
・少しだけ難しいことをしたがる
といった子どもの性質を大切にしています。
ヨコミネ式で取り組む教育方法は具体的に英語教育や徒競走、ヨコミネ式体操、計算、読書、鍵盤ハーモニカなどがあります。
卒園までに下記のような能力が身に付くとされています。
・20本の英語劇を行う
・ひらがな・カタカナの拾い読みができる
・1,500冊以上の本を読破する
・足し算、引き算、掛け算をマスターする
・複数の楽器演奏が可能になる
・跳び箱11段がクリアできる
・倒立、側転、逆立ち歩きなどができるようになる
保育士の仕事について
ヨコミネ式では知識に偏った詰め込み式の教育をするのではなく、子どもの自主性を尊重してやる気スイッチを見つけてあげる教育方針を採用しています。
働くためには保育士の資格があれば良く、その他に特別な資格を取得する必要はありません。
ヨコミネ式はスパルタ教育とも言われていますので、子どもが怪我をした場合や教育方針が合わない子どもがいた場合など子どもにも保護者にも臨機応変な対応が必要です。
賛否両論のあるヨコミネ式教育法ですが働く中で子どもの大きく成長する姿が見られたり潜在的な可能性を引き出して子どもの力にすることができるといったように、やりがいは十分にある仕事であるといえます。